かなり内地へと移動。
湖を幾多か交わし、その更に上の本流筋。
この初秋のタイミングに狙いを定めた釣果。
ソッカイ。日本名では紅鮭。
海と川などの淡水域の両方を生活圏とする特殊な性質があり、海に降る個体(降海型)が紅鮭です。
婚姻色がでると、真っ赤になることから、レッドサーモンとも呼ばれていますね。美しいビジュアル・・・・
一生を淡水で過ごす湖沼残留型(陸封型)はヒメマスといいます。この鱒は「屈斜路湖、阿寒湖」に生息することでも有名ですね。
陸封型や降海型で呼び名、形態が異なる鱒には様々な魚種がいますね↓
ヤマメ→サクラマス
アマゴ→サツキマス
ニジマス→スティールヘッド
オショロコマ→ドリーバーデン
岩魚(イワナ)→雨鱒(アメマス)
などなど・・・・
そして、ヒメマス→紅鮭
ベニザケは不思議な鱒で、他の鱒と違うところが多々あります。
ネットでの情報にはなりますが、普通の鱒であれば生まれから川で成長して海に下るのですが、紅鮭はまず、湖で一年ほど暮らします。
紅鮭の生きる条件として、“湖が孵化する川の近くにあること“。
何故か湖を必要とする・・・これが他の鱒との違いですよね。
今回の旅、そして釣果は謎の多い鱒属の生態系や自然界をより理解する為の答え合わせをしているようでした。
海外はとにかく大きい。
山が高いと言うよりとにかくデカい。
人口密度が考えられないくらい低い・・・日本と比べ・・・
特にカナダの国土面積はロシアに次ぐ世界第二位(三位はアメリカ)。
その国土に対しての人口は約4000万人、日本の約3分の1以下・・・・
なので、山は基本的に手付かず。
この中でのリサーチ開拓には相当な労力と自然理解度が必要です・・・
北米開拓へ向けて更なる経験値が必要。
この旅唯一の理想的な渓流ベイトフィネスは次の記事、Part4でお伝えできればと思います。
ではでは!
mountain angler
Masakazu Fukuyama
「sokkai salmon」紅鮭 (Lure : GH64 HUMPBACK)
アウトドアに自信のない方は必ず、ハイキング、登山で経験を積み、新規フィールドは仲間と入渓する事を必ずお勧めします。
safety first!! & take your own risk!!福山正和