こんにちは、福山正和です。
2024年のメイン、目標としていたロッキー山脈渓流探訪!その最北部!
アメリカのコロラド州〜ロッキー山脈渓から始まり、今回はついにカナダの大自然の中で、私の魂は新たな“サーモン”という高みへと達しました。
これまでの経験を活かした新たな挑戦。陸封化された「山の釣り」では無いですが、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の最北部、アラスカに近いエリアまで北上。壮大な自然の中で「サーモンベイトフィネスフィッシング」に臨みました。
自然と向き合いながら、プロトロッドで60cmアップ〜80cmに迫る大物の遡上サーモンを中流域で狙う。
この新しいサーモンフィネスゲームのジャンルは、ルアーアクションへの繊細さとキャスト精度のみならず、ランディングネットinまでのフルマニュアルでのコントロール性、ロッドワーク、秋の遡上サーモンの力強さを存分に楽しむ、もっともテクニカルでゲーム性の高い新たな釣法。
3シーズンかけて開発テストしているパワーベイトフィネスロッド。ブランクのパワーバランスと曲がりのフィーリングも煮詰まり、あとは強度と耐久性の微調整。これらのロッドがリリースされるのが待ち遠しく期待しています。
今回の旅では、秋の息吹を感じながらコウホーサーモン(シルバーサーモン)やピンクサーモン(樺太鱒)、ソッカイ(紅鮭)、また降海型の虹鱒(スチールヘッド)といった多種多様なターゲットをプランニング。
特にゲーム性の高い、スチールヘッド、コウホーサーモンに焦点を当て、力強い釣りと繊細なゲーム性を楽しみました。海からのサーモンたちが上るこの時期、シーズナルに流れる自然界のリズムを感じながら、一瞬一瞬を大切にしました。
また、この旅の模様は日本から来てくれたプロカメラマンによってドキュメンタリーとして撮影記録され、今まさに編集中です、完成が非常に楽しみです。
私の個人インスタグラムでも少し先行公開しています。複数回に分け、YouTubeとインスタグラムで配信していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください!!
そして、今年もトラウトフィッシングシーズンに終わりが近づいてきていますね(国内ではほとんどの釣り場がすでに禁漁期へ)・・・
私も北海道への釣行と、いくつかの海釣りイベントをもって、今年のフィッシング活動を締めくくる予定です。
この一年は特に特別、充実した海外へのチャレンジでしたが、2025年に向けて新たな計画を練る時が来たとも感じています。
来年度は3月の解禁とともに、新たな目標を立てて釣りを再開する予定です。
これまで、10数年、地元の谷川連峰と新潟、九州、四国、関西、岐阜、北関東、東北、北海道など、国内外の多くの場所を渓開拓、そして約3ヶ月に渡りロッキー山脈渓という大きな目標をパーフェクトにやり抜きました、次なるステージではこの海外経験を経て、より身近なフィールドに焦点を当て、特にパーマーク、日本鱒との深い対話を求めたいとも逆に感じています。
田畑のそばを流れるボサの入る里川、コンクリートの入った用水路的な清流、渓流域など、久々にスピニングタックルを活用し真正面へのアップストリーム釣法、山女魚をターゲットにした繊細な釣りを楽しむこと、来年の中心になるでしょうかね・・・考え中・・・
また、海外遠征も、今までのように広範囲を探索するのではなく、よりピンポイントに焦点を絞った釣行を計画しています。まずは目標と慎重にフィールド、そのターゲットを選んでいきたいと思います。
広範囲での探訪釣行では、韓国、もしくは5度目になりますがニュージーランドの最南部秘境エリアくらいでしょうかね・・・・
来シーズンは、これまでの広大なフィールドから一歩引き、より身近でありながらも豊かな日本の釣りに改めて目を向けることで、新たな発見と隅々まで目を配る「鱒釣の本質」が待っていると信じています。
さてさて、シーズン最終に向けて整えていきます。ではでは!!
「JAPAN mountain stream bait finesse style to the world.」
mountain angler
Masakazu Fukuyama
Thank you for your support!!
Tackle Dataタックルデータ
【Rod】プロトロッド
【Reel】Pagani P300、2500Cクラス
【Line】12本編みPE 1~1.2号 + リーダー3~4号
【Lure】 GH BAT A FRY、カナダローカルスピナー
アウトドアに自信のない方は必ず、ハイキング、登山で経験を積み、新規フィールドは仲間と入渓する事を必ずお勧めします。
safety first!! & take your own risk!!福山正和