こちら浜松は日中の気温が20℃を越える日もあり平年より3〜5℃も高く、
桜は散り葉桜になっている所も増えてきました!
さまざまなフィッシュイーターも動き始め、シーズンは始まったと言えるでしょう‼︎
春から夏にかけて最も熱く、ルアーフィッシングの醍醐味トップウォーターゲームが楽しめるナマズが
今回のターゲット。
まだ田植えも始まっていない為、水量は少なくベストコンディションではありませんが、間もなく発売の『BATRA-X(バトラクス)』を片手に水路巡り!
僕は小学生の頃からナマズ釣りを嗜み、釣った本数は3桁を優に超え、
それなりに知識や経験は恐縮ながらあります。
「ナマズ」=「お手軽、簡単」などと例えられる魚ですが、意外と奥深く、決して毎回釣れる魚では無いんです…。
静岡県西部は魚影が濃く、水源など環境にも恵まれ、個体数の多さから日本一のフィールドと言われています。
しかし、百発百中で釣ることができる人は1000%居ません。(断言)
理由はナマズならではの特徴に隠されています。
■ 象徴的なヒゲで味覚を感じる事が出来る?
よく聞く話しで僕も信じていますが、チェイス時にセンサーのようにヒゲを使ってルアーを追尾し、
微かに触れている様にも見えます。
1番感じるのは、動く物体の音や振動を感知し、少しでも違和感があればバイトのモーションに入り、
口を使ったように見えても実は寸止めしている・・・言わば甘噛みです。
例えロッドに重さを感じたとしても、ナマズの口も厚くほとんどが軽く引っ掛かる程度、
ミスバイトも多発するワケです。
しかし、今回、バトラクスを使ってみて今までの経験が一気に覆されました…
■ ランブルテールの波動の大きさと回転速度が鍵
さまざまなチューニングが可能となっている『BATRA-X』は多種多様に可能性を感じる訳ですが、TRANSFORM-2(ランブルテールリトリーブ時)の低速で大きな弧を描く強い波動への反応が凄まじく、別のチューニングタイプでミスバイトした後にも関わらず、再びスイッチが入った訳です。
2度目のバイトにも関わらず、メインフックまで食い込ませる本気バイトは今までの経験上考えられませんでした。
チューニングの定番、コロラドブレードような金属製の薄いタイプは回転速度が早くフラッシングも強いものの、波動はランブルテールと比較すると小さく、ヒゲセンサーに探知され難いようです。
真逆とも言えるアクションが効果的だなんて、僕の勉強不足でした。
ランブルテールの開発にはこだわりが盛り沢山と聞いていましたがこれ程とは…
チェイスの瞬間は「マジで?」フッキングが決まった瞬間は「ランブルテールヤバいッ!」
と思わず声が出たほどです。笑
まだまだ『BATRA-X』には隠されたギミックがあるはず!
5月末発売予定なので、それまでに徹底解明してご紹介出来たらと思います!!
世界を飛び回る怪魚ハンター・小塚拓矢先生の分厚い経験と知識に敬意を表し、BATRA-Xで釣れた時はロッド咥えようかな・・?