例年よりも梅雨入り宣言が早かった2021年。
気温の変動や悪天候に振り回されている今年のアフタースポーン期です。
アフタースポーンといえば…
TKツイスター・ボトルシュリンプ・ポニーガボットなどを使った『スローに誘える釣り』をメインに展開しますが、今年はコンパクトスピナーベイトの可能性を検証しようと早速試してきました。
【アフターシーズンの特徴】
アフターのバスは、産卵で体力が著しく低下し積極的にエサを追い回して捕食することが難しく、動きの遅いエサを捕食しながら体力の回復に励みます。
代表的なベイトはエビなどの甲殻類系や水面でもがく虫などです。これはどのフィールドにも共通しているベイトではないかと思います。
甲殻類系は岩や石、縦ストラクチャーに着いており、狙いどころを絞る目安になるのではないかと思います。
【コンパクトスピナーベイトの可能性を探る】
今回セレクトしたスピナーベイトは昨年リリースされた『SV-3』。
ゆっくりリトリーブしても、しっかり水を掴んで泳いでくれます。ワイヤーも強く流れのあたる場所でも振動を感じながら巻いてくることができるので水中イメージが湧きやすいのもメリットの1つです。
今回はアフターシーズンというところを加味して、波動は極力抑え、シルエットもコンパクト。かつ、リトリーブスピードを抑えながらきっちり誘えることができることを加味して、1/4oz&シングルコロラドのSV-3をセレクトしました。
【縦スト×流れのあたるエッジ】
今回攻めたフィールドはヒシモが生えるシチュエーション。
(ベイトが着きやすい縦ストにもなり、身を潜められるバスにとって絶好の住処です。)
ヒシモ+α(風)が当たるエリアを選択し、
ちょうどヒシモが途絶えるエッジを巻いてくるとバイトを得ることができました。
コロラドブレードはブレードが水を掴む面積がウィロータイプより広いため、水抵抗を受けながらゆっくり巻くことに優れています。併せて、ブレードは一つでアピール力を抑えつつコンパクトなシルエットがアフターシーズンにマッチします。
【まとめ】
まだまだ検証段階ではありますが、アフターシーズンの特徴を捉えながら、釣り方との1つして今回ご紹介しました。
攻め方は人それぞれですが、ぜひアフターシーズンのスピナーベイトの釣りも試してみてください!煮詰めていくぞ〜‼︎
【タックルデータ】
ROD: VALKYRIE VKC-67ML
LURE:SV-3 (1/4oz、シングルコロラド)
LINE:フロロカーボン10lb.