皆さんこんにちは!
メガバススタッフの狩野です!
梅雨入りが早かった2021年でしたが、雨の日が続いたり晴れの日が続いたり、
イマイチ梅雨っぽさを感じにくい?ようなイメージです。
さて今回は、チャプタートーナメント出場のため、最近最も通っている芦ノ湖の
最近の様子についてお送りしたいと思います。
【芦ノ湖の特徴】
標高724mに位置し、周囲19km、面積6.9k㎡、最深部43.5mの自然湖です。
水質はクリアウォーターで、近年ではバスの放流も行われており、バスの姿をよく見かけることができます。
水や景色がとにかくきれいで、それに比例して魚の体色やコンディションも抜群です。
【ポイント各所を回る】
6月28日のチャプタートーナメントに向け、まず取り組んだのは魚の居場所。
シーズン通してコンスタントに釣りをしたことがなかったため、この時期の魚のポジションや動き、
ベイトフィッシュなどを探すため各所を回りました。
目視したり、時にはルアーを投げこんだり。各所回った中で私が着目したのは、ベイトフィッシュの存在。
その中の一つが、今年新たにリリースされる‘‘X-NANAHAN‘‘でした。
【サーチベイト‘‘X-NANAHAN’‘】
湖を回っている中で気になったのが小魚。ワカサギ、トラウト、ウグイなど様々な小魚が存在する芦ノ湖。
目視する中で、‘‘X-NANAHAN‘‘サイズのベイトフィッシュがボイルしたり回遊しているのを確認したため、
このルアーをセレクトしました。
ただし、バスがどれだけの割合でリンクしているかがわからなかったため、シャローフラットを中心に手早くサーチし反応を伺うと、シャローフラットに岩や石が絡むシチュエーションでHITしました。
この1匹を手掛かりにバスのスポットやポジションを絞り込んでいきました。
また、使用感としては、ただ巻き・ジャークに優れています。
YouTube Megabass Channelにて、監修したサトシンさんの解説動画が出ておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
【エビ食いバスにはやっぱり…】
X-NANAHANで拾いきれない‘‘見えるバス‘‘に対しては、私が愛用するスモラバ‘‘ヘッジホッグスモールラバージグ‘‘を使用。
岩や石の影に潜むエビやゴリを捕食しているバスが目視できたため、
イミテートできるスモラバをチョイスしました。
ボートポジションを気にしながら、岩影に隠してアプローチすると、連続キャッチ!
また、ラバーがキビキビとフレアするため&ポークルアーのアクションを活かせるように、
ラバーカットして使用しました。
【チャプター第2戦の結果】
練習段階で、先ほど反応を得たX-NANAHAN・ヘッジホッグスモールラバージグに加え、
アラバマリグ(ワンフック)なども反応を得ることができていました。
練習で反応の良かった攻めを中心に、魚の濃いエリアをいくつか回っていくように組み立てました。
前日の晴天から急転、低気圧&風の影響で魚が見えづらくポジションも移動した様子でうまくアジャストができませんでした。午前中にスモラバで1本バイトしましたが、ボート際で無念のバラしがあった以降、糸口を見いだせず迷走…笑
それでも、昼頃にとてつもなく反応するパターンを見つけ、何度か口を使わせるもすっぽ抜けバイトに至らずと噛み合わず、結果無念のノーフィッシュで帰着となりました。
【居残り練習でまさかの…】
表彰式中も悔しさがこみ上げ、釣りをせずにはいられず、ボート屋さんの帰着時間まで1時間程時間があったため、日中反応の良かった釣りの検証のため、ポイントに立ち寄りました。
ここでも口は使ったりチェイスはあるが、フックアップに至らなかったりとタイムリミットが刻々と迫る中、諦めずキャストを続けると、ついにバスが猛烈バイト!!
居残り練習でまさかのビッグバスを捕獲することができました!
「試合で釣れてくれ~泣」と思う反面、居残りして新たな発見を得ることができた喜びが交錯したのは言うまでもありません。笑
【VALKYRIEの恩恵にあやかる】
練習・試合共にメインタックルとなったのは、陸っぱりでも主軸のVALKIRIEシリーズ。
芦ノ湖のバスはとにかくトルクが強く、カバーへ思いっきり突っ走ったり、根に潜ろうとしたり、力強いファイトが特徴です。そのため、ロッドパワーを上げたタックルセレクトをメインに組みました。
案の定、ビッグバスが掛かった後も、VALKIRIEの強靭なバッドパワーがバスをいなし、また、マイルドなティップがバスのバイトを弾かずにいてくれました。
トータルして、安心感を持ってやり取りすることができ、これからもメインタックルの一角を担っていくこととなるでしょう。
【素敵なフィールド環境を皆で守っていきたい!!】
毎釣行素敵な景色・素敵なバスが楽しませてくれる芦ノ湖。
この環境下で釣りができることを本当に幸せに思っています。
この素敵な環境下にある芦ノ湖を守っているのが、芦ノ湖漁協・各レンタルボート屋さん・NBCチャプター神奈川の皆さん、そして芦ノ湖に通うローカルアングラーの方々です。
美しいフィールドで釣りができていることは決して当たり前ではありません。
このようにたくさんの人たちがフィールド保全に取り組んでいる成果が今の芦ノ湖にあるからです。
私自身、芦ノ湖に通ってまだ数年ですが、この意識は絶対に忘れないようにしています。
詳しい遊漁規定等やルール等はこちらのリンクから飛べますので、ぜひご一読いただけると芦ノ湖に対する理解が深まると思います。
【まとめ】
チャプタートーナメントでは非常に悔しい思いをし、自身の課題が浮き彫りになる内容でした。しかし、課題が明確になった分、課題に対する練習を続けていくことに迷いがなくなり、次こそ一矢報いろうと意気込んでいます。
チャプター初年度、わからないことがたくさんありますが、お世話になっている芦ノ湖フィッシングセンターおおばの皆さんをはじめ、チャプターの先輩方や釣り仲間のみんなに助けてもらっています。
課題は山積みですが、練習や試合を通し芦ノ湖の知り、結果が残せるよう精進したいと思います!
次回の試合は8月!7月中旬には陸王オープンも控えているので、ここからも釣り欲全開で突っ走っていきます!
【タックルデータ】
Line:フロロカーボン10lb
②ヘッジホッグスモールラバージグ
Rod:DESTROYER F1-61XS “LYCAON”
Line:フロロカーボン4lb
③アラバマリグ(ワンフック)
Line:フロロカーボン14lb
④ギル系ルアー(1.2oz)
Line:フロロカーボン16lb