晩秋~厳寒期の一軍ルアーセレクト | Megabass-メガバス

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晩秋~厳寒期の一軍ルアーセレクト

いよいよ12月に入り、今年も残り1ヶ月を切りました!

 

2022年ラストを飾るに相応しい納得できる1本を虎視眈々と狙っています。

 

その中で私がこの時期拘って投げているのが‘‘ハードプラグ‘‘。

 

狩野 陽

 

今回はハードプラグに絞って、私なりの攻め方やルアーセレクトをご紹介していきます。

 

【低水温期に狙うべきスポットとルアーセレクト】

バスは水温が低くなるにつれ活性が低くなり、ルアーを吸い込む力も弱くなりがちです。

そのため、コンパクトな形状や弱く繊細なアクションのルアーをセレクトすることが私なりの基準になってきます。

 

狩野 陽

 

①バイブレーション編

 バイブレーションは形状的にリップがついていないルアーになります。

そのため、カバーや障害物が少ないで場所で使うことが多いです。

 

イメージしやすいのはこの時期特有の減水野池など

また、野池のメインベイトである稚ギルにマッチザベイトする点も、このルアーを選ぶ理由でもあります。

 

狩野 陽

 

バスの活性を確かめながら広範囲をサーチできるように、

バイブレーションXスマトラダイナナノ

の順にローテーションしていきます。

 

狩野 陽

 

このルアーの中でもここ数年で圧倒的に釣果をたたき出しているのが、バイブレーションXナノ

 

狩野 陽

 

重めのバイブレーションを使うと、沈殿している枯葉や朽ちた水草などを拾ってしまい、効率良くサーチできなかったり、ボトムを叩きすぎてしまいバスにプレッシャーを与えてしまうため、食い渋ることが多い印象でした。

 

そのストレスを解消してくれたのが、バイブレーションXナノでした。

 

狩野 陽

ボトムを叩きすぎず、プレッシャーを与えずにサーチできる強みを体感しました!

 

また、ヨコの動きに反応しないバスに対しては、タテの動き(リフト&フォール)をレスポンス良く演出できるダイナレスポンスなどのメタルバイブレーションをセレクト。

 

狩野 陽

 

沖の深い部分はもちろん、シャローでも効果的です。さらに個人的に見落としてはいけない場所が足元。

水深が少しでもあれば、冬でもバスは意外と足元にいることが多いです。

 

狩野 陽

このような縦護岸が続くスポットは狙うべきスポット

 

狩野 陽

 

以前もご紹介しましたが、足元を確実にリフト&フォールしていくメタルバイブレーションのテクトロ通称‘‘メタトロ‘‘はこの時期大変有効な釣り方ですので、ぜひお試しいただけると嬉しいです!

 

リンク:【メタトロ】低水温シーズンの野池での釣果バス釣りテク「メタルバイブのテクトロ」を紹介【寄稿by狩野 陽】 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」

 

②シャッド編

 続いてご紹介するのはシャッドプラグ。

 

狩野 陽

 

前述したバイブレーションは障害物の少ないエリアで使うことが多いですが、この時期有効なスポットの一つが‘‘ハードボトム‘‘。

 

このハードボトムを攻める上で欠かせないのがシャッドプラグです。

バイブレーションはルアーの構造上、リップが付いておらずハードボトムを攻める際に根掛かりしやすいため、リップが付いているプラグを使用します。

 

狩野 陽

 

水温低下するにつれて、バスの移動距離やベイトを追うスピードが遅く、また、吸い込む力も弱くなるため、強いアクションのルアーより、より繊細なアクションを演出できるルアーに分があります。

 

狩野 陽

活性が低いと、このようにフック1本がギリギリ掛かっていることもしばしば

 

これからの低水温期に特に有効になってくるのが、I×I SHADSHADING-Xシリーズです。

 

 水温が2桁台(目安は12℃前後まで)の時には、バスの活性も低い中でもまだまだ高い方。

そのため、ルアーパワーを若干上げたサーチが有効です。

私がこの状況で使うのは、I×I SHAD

 

狩野 陽

 

シャッドほどパワーを落とさず、クランクベイトほどルアーアクションが強くなく、ほど良いアクションとサイズ感で使用できる理想的なルアーです。

 

狩野 陽

 

続いて、水温が一桁台になったり、寒波が入り水温が急激に低下するタフコンディション下で有効になるのは、お馴染みのSHADHING-Xシリーズ。

 

狩野 陽

 

 あらゆるシャッドプラグの中でも、よりタイトピッチアクションなのが特徴で、低水温期やタフコンディション下でルアーポテンシャルを最大限発揮できるシャッドプラグです。

 

狩野 陽

 

I×I SHADSHADING-X共に、障害物回避能力に長けており、特に12月~3月にかけて非常に重宝するルアーとなっています。

 また、カラーローテーションにもより意識を向けており、水質に応じてカラーを使い分けています。

 

狩野 陽 

 

(以前ブログでご紹介した‘‘色‘‘の重要性をぜひご確認ください!)

リンク:『‘‘色‘‘の重要性』 | Megabass-メガバス

 

 

【まとめ】

今回ご紹介したのは、皿池タイプの野池で定番となっているバイブレーションXシリーズと、ハードボトム攻略で欠かせない、I×I SHADSHADING-Xについてご紹介させていただきました。

 

 特に私はハードプラグを使った巻物の釣りで冬シーズンを攻略するのが楽しみの一つ。

 

寒いシーズンですが、心と釣果がHOTになるハードプラグの釣りをぜひお試しください!

 

狩野 陽

 

YouTubeでも釣果映像を交えながら

『冬の陸っぱり一軍ルアー』

について解説させていただいておりますので、併せてご覧いただけると幸いです!

 

 

 それではまた!

 

【タックルデータ】

バイブレーションXナノSHADING-XSHADING-X55

ROD: F1.1/2-72XS‘‘Baby Plugging

LINE:PE0.6号+フロロカーボン6~7lb.

狩野 陽

 

I×ISHADバイブレーションXダイナ

ROD:VKC-67ML

LINE:フロロカーボン10lb.

狩野 陽