皆さんこんにちは。
東京湾奥エリアの加藤です。
今回はシーズン終盤の東京湾奥でのメバルプラッギングのお話です。
メバルのシーズンといえば、晩秋から春にかけてのイメージが強いと思いますが、実は水温が温かくなる今時季がサイズも出しやすく、特に大型のメバルがプラグにも果敢にアタックしてくる大物狙いの時季なのです。
そういった意味では、シーズン終盤といわれる梅雨直前こそメバルプラッギングのハイシーズンと言えるのではないでしょうか!
過去のブログにも書いていますが、シーバス狙いのX-80MAGNUM等の大きめのプラグで尺近いメバルを何度もキャッチしているのは5月~6月にかけてです。
流石に陸っぱりでシーバスミノーのみでメバルを狙うのは修行の様な釣行になってしまいますが、
これまでメバル用プラグでなかなか釣果を出せなかったアングラーさんにも
是非メバルプラッギングにチャレンジして頂きたい季節です。
個人的にお勧めなのはファットビーグルSSとシンキングペンシルのテリアですが、今時季は表層でライズを見かける事も多くなるので、そんな時は表層I字系のコリーがお勧めです。
使い方は簡単で、投げてゆっくり巻くだけ。
澄潮の冬季~春先とは異なり、プランクトンの影響で若干潮に濁りが出ている場合が多い季節なので、
クリアカラーよりもアピール力のあるカラーの方が勝負が早い印象です。
コリーのスローなただ巻きで良型のメバルが連発しました。
ちなみにロッドは礁楽SL-76LS。
メバルプラッギングにはSL-72LSがど真ん中のロッドでお勧めですが、
僕は小さめのシーバスルアーやフロートの使用を想定してSL-76LSを使っています。
SL-72LSよりも若干パワーのあるロッドですが、
メバルの引きに対して強すぎるという事はなく、しっかりと小気味良い引きを堪能することができています。
また、沈み根の上をファットビーグルSF (スローフローティング)を
ゆっくりと巻くと高確率でカサゴもヒットします。
7フィート6インチはメバルロッドとしては少々長い印象を持たれるかも知れませんが、ロングロッドにありがちなタワミ感やモッサリした感じはなく、かといって魚のバイトを弾くようなハリの強さではないので確実にバイトをヒットに持ち込む事ができています。
季節柄、メバルがプラグへ躊躇なくアタックしてきているというのもあるとは思いますが、メバル、カサゴ共にキャッチ率も高いのです。
昨年秋にリリースされた新生『礁楽』シリーズのロッド達は、発売と同時にメーカー在庫が無くなり、釣具店でも殆ど在庫の無い状態が続いているほど人気でしたが、5月には再生産されたので現在は現物をチェックできるお店も増えていると思われます。
和柄の個性的なデザインの礁楽ロッドシリーズを見かけたら是非手に取ってみてくださいね。
ちなみにメバルシーズンは終盤戦ですが、初秋にはまた釣れ始めます。
東京都内の港湾部で昨年は9月の半ばには良型のメバルをキャッチできています。
また、こちらも東京都内のポイントですが29.5cmという尺まであと一歩という
大型のメバルもキャッチできています。
どちらもファットビーグルSS(クリアカラー)で陸っぱりからの釣果です。
シーズン終盤戦、そして早すぎるかも知れない9月の開幕以降も礁楽ロッドとメガバスのメバルプラグ達と、
夢の東京陸っぱりの尺メバルを狙っていきたいと思います!
クロダイにシーバスも良い季節になってきたので今年も忙しくなりそうです。