皆さんこんにちは!
メガバスプロスタッフの杉村和哉です。
7月ももう半ばですがまだまだ梅雨!
地域にもよりますが、梅雨明けは平年7月20日前後が目安となってます。
去年は遅く全国的に8月1日前後までぐずぐず引きずりました。
琵琶湖ではアフターの個体がおおよそ9割ほど占め、一部ネストベッドを作っている個体も見受けられますが、
ほぼほぼアフターの時期となりました。
産卵行動直後のバスはまだまだナイーブで、プリ中のように小さなルアーに好んでバイトしてきますが、
アフターの体力が回復しつつあるバスは比較的大きく、一度でカロリーが補給出来るベイトを
捕食し出す傾向にあります。
例えば、ブルーギルやデカハスなんかを喰う時期ですね!
そんな時多用するのがスイムベイト。
ゆっくりじっくりバスにアピール出来る「デッドスロウル5インチ or 6インチ」がアフターになりたてのバスに効く。また回復し切って泳ぎ回るバスにはマグドラフトがオススメ。
特に超デッドスローリトリーブでもバランスを崩さず巻けるデッドスロウルがオススメ。
エビモパッチの横を通したり、ロックエリアに捕食で上がっているバスにしっかりとじっくりのアピールしたりすることが出来ます。レンジで言うとシャローレンジで使うことが多いですね。
対してマグドラフトはミドルレンジ(2mから下)で使うことが多く、デッドスロウルよりリトリーブ速度は速め。
そのレンジと巻き速度の使い分けで2種類のスイムベイトを使い分けてます。
使用ロッドは高感度キンキンなロッドではなく比較的曲がりを重視したロッドがオススメ。
ルアーにまとわりつくようなバイトや、ショートバイトに対策するためです。
と、なると必然的にしなやかに曲がるVALKYLRIEシリーズが相性バツグン!
とにかく「ノセ」を最優先に考えるため、5インチのスイムベイトならVALKYLRIE VKC-66M +の1択。
6インチのスイムベイトでもVKC-66M +かVKC-69M+の2択かなと思います。
スイムベイトはガチガチなロッドで大胆なパワーフィッシングだ!…なんてイメージではなくどちらかと言うと繊細で、こちらからバスにフックアップをしていく釣りに当たります。
使用リールはロジウム63などの6ギア台のリールかローギアリールがオススメ。
バスがルアーを丸呑みすることもあるので、ラインはフロロの16lb.くらいあれば安心ですねっ!
スイムベイトは存在感のインパクトで喰わせるリアクションの要素も高いので、一級スポットへ1投目でキャストを決め、バスにルアーを喰わせ易いトレースコースを引いてあげることが重要です。
このリアクションで喰わせられるルアーってところがデカバスが釣れやすい秘訣。スレてる大きなバスへ目の前に通すと口を開きやすい。そのパワーを持つのがスイムベイトです。
アクションはただ単に『巻くだけ』なので、簡単ですね♪
あと、スギムラガイドの最近のフェイバリットルアーは「X-NANAHAN」と「X-NANAHAN+1」!
全長は75mmと小さめのボディーのこのルアーは北湖で入れ食いになることもしばしば。
またナナハンよりもう少しルアーのサイズと潜行深度が上がる、「ONETEN+1 Jr.」も炸裂中。
この2つのルアーの使用方法としては至ってシンプルで、キャストをして5巻きくらい少し潜らせる。
そして2トゥイッチ1ポーズとスタンダードな使い方をします。
ナナハンはキレの良いナチュラルなダートアクションを披露してくれ、まさに食べ頃のジャスト日本のベイトフィッシュ!ってな感じのサイズ感でバスに違和感を与えず喰わせるメガバスのニューカマールアー。
ワンテン+1 Jr.はキレッキレの横っ飛びダートアクションでバスを遠くからでも引き寄せるパワーを持っているジャークベイト。
この三つのルアーをメインに使って最近は梅雨の琵琶湖に果敢に挑んでいる日々です。
ちなみにXナナハンやワンテン+1 Jr.を使う際、オススメのロッドはVALKYLRIE VKC-67ML!
ダートのキレを持たせるハリもあり、魚が掛かってから粘るバットパワーで魚を楽々に寄せるパワーがあります。
もうそろそろ夏本番な季節がやってきますが、マグドラフトシリーズやジャークベイトで、梅雨時期のバスフィッシングを是非皆さんお楽しみくださいっ♪