こんにちは!
Megabass Field staffの小林です。
超〜お久しぶりですね!(笑)
トラウトシーズンも解禁して既に3ヶ月が経とうとしています。
雪もすっかり溶けて春から夏になりそうです。ほんとに早いですね〜。
ボサッとしているとシーズン終わっちゃいますよ!と…言う事で、今年1発目のブログは聖地・九頭竜川のサクラマスです。
例年通り、今年も九頭竜川は2月から解禁となりましたが、悲しい事にここ数年は過去に前例の無いほど釣れない状況が続いております。
行かなきゃ釣れない!釣れないから燃える!そんな中…釣果もポツリポツリと聞くようになり、可能性はゼロに近いけどゼロでは無い!と思いつつ天気予報と睨めっこ(笑)
ところが、悪天候や増水が重なってなかなか行けませんでした。
スケジュールが空いた4月23日。この日なら行ける!天気も悪くない!水位が若干低いが…幸運にも前日に雨!
雨は思ったより降らなかったけど、水位はそれなりに上がって期待が高まります。
現場に5時半に到着し早々に準備して6時からスタート!
もう既に数人のアングラーがロッドを振っていたので、先行者との距離が空くのを待ってから入川。
朝一の時点での水位は中角水位計で73cm、水質も薄濁りで悪くは無い!
むしろ良いかも?と思いロッドを振りました。
先行者が良いペースで進んでくれた為、焦らず入念にしっかり流せて雰囲気も悪くなく、一歩二歩と下流へ移動していきました。
ふと気付くと上流にもアングラーが2名ほどおり、上流下流で挟まれての釣り(笑)
対岸寄りに流れが効いた広くて水深もあるポイントで、流れの分岐点になっている駆け上がりを狙います。
流れが効いた深場は信頼しているBIRAN 70の15gで!
カラーはGLX CHART BACK CANDY 15gを選択。
BIRAN 70はシーバス用のバイブレーションですが、実はサクラマスにも有効で必ずと言っていいほど釣れるルアーです。
飛距離と動き共に最高です。信じて投げ続ければいつか必ずヒットが実現するバイブレーションだと思います(笑)
開始から2時半ぐらい経ったタイミングでBIRAN 70ではすぐに底に着くほど浅くなって来たので、ルアーをスプーン14gに変更!それは何故かって?
それは広範囲を攻められるし、1番の理由は先行者達がミノーを投げているのを見たからです。
それほど飛距離も出ていなかったので、おそらく朝一に手前に着いている魚を狙っていたのでしょう!
自分のポケットにもビジョンワンテンやフックを変えたGH64ハンプバックを常備していましたが、ここはスプーンでしょ!と思いセット。
下流へ下流へと底を取りながら集中して流していきます。
糸を張り気味で流したり送り込んでリフト&フォールさせたり。ゴンっ!来た!と思ったら根掛かりで1つロスト(泣)
再びスプーンをセット!数投した所で先行者が川から上がり帰って行ったので下流には誰も居ない状況、下流ポイントの駆け上がりまでは少し離れていましたが、あえて立ち位置は変えずに狙う事に…。
対岸際近くにクロスキャストしてスプーンを送り込んで底を取り、リールは巻かずに大きく円を描く様にレンジキープしつつ狙っていきます!
時々弱くトゥイッチを入れ、流し過ぎたかなぁ〜?と巻き始めようとした瞬間!ゴンッ!
来たぁ〜!!
ヒットした瞬間に首振りしているのが直ぐに分かりましたが、引きはそれほど強くなかったので、初めはタグ付きヤマメ(放流物)かも?と予想。
首振り後に一気に上流に走って再び首振り!走っては首振りを繰り返します!
フッキングはバッチリなはずですが、遠くでヒットしたので慎重に寄せていきます。
水中でギランと光った魚体はサイズもタグ付きヤマメには見えなかったので、相手は間違いなく本命のサクラマス!!
ランディングネットを浮かべてフィニッシュのタイミングを窺います!
最後の抵抗で何度も突っ込む!
一度ランディングに失敗しましたが、二度目でようやくネットに収まりました。
よっしゃ〜!!
完全に浅くなった所でのヒット!そこに定位していたのか?
それとも追って来たのか?
追って食うほど活性は高くなかったので、たぶん定位していたところに上手くルアーを通せたんじゃないかな〜と予想。
どちらにせよ良い場所とレンジにルアーを流せた事がヒットに繋がったと思います。気持ち良く流せている感覚がその時はあったので。
九頭竜サクラマス51.5cm
使用タックル
ロッド:GH84-2MLS
リール:3000番
ライン:PE1号+ナイロンリーダー3.5号
ヒットルアー:スプーン14g
また会う事を約束してリリース(笑)
5月になり長良川本流も遡上魚が入って来て盛期を迎えます。今年は遡上が多い事を祈って楽しみましょう。ではまた、次回ブログ更新まで。