さてさて本日はご質問頂いたZONK SHINPEN77のお話です。
メガバスからこの秋発売されたゾンクシンペン77。
使ってみたインプレや使い分け、おすすめシチュエーションなどを紹介したいと思います。
■ 特徴的な泳ぎと水面での粘り ■
このボディサイズ、シンペンというジャンルではかなりのS字系でいい意味で特徴的な泳ぎをしています。
使い方のシチュエーションがハマればゾンクシンペン77の一人勝ちという状況も生み出せる可能性を感じる泳ぎです。
もう一つ大きな特徴としては僅かに突き出した下顎。これの作用でかなり強い水流を受けても水面から飛び出さず泳ぎ切ります。
得意なレンジは60~70cmくらい。このレンジのキープ力が高いです。
レンジのキープ力や浮き上がりにくいというのを言い方を変えると、【速いリトリーブにも対応出来る】【少し足場の高いところでも足元まで引ききれる】という事です。
■ ハマりそうなシチュエーション ■
上記したような特徴がフルに活きるシチュエーションを考えると・・・
例1) 明暗打ち
流れが速い中で明暗に沿って通すとなると、ミノーやバイブレーションなどがコースを通しやすい。
しかし『ミノーやバイブだと与えるプレッシャーがちょっと強いかな~』って事も。そこでシンペンの出番ですが、
通常速い流れの中で河川を横切るコースを通そうとするとシンペンだと浮き上がりすぎてしまう事もあります。
立ち位置を上流側に移動するという方法もありますが、移動しすぎると後から来た人に明暗の境目にスッと入られて・・・orz
そんな時にZONK SHINPEN77 だとミノーやバイブほどプレッシャーを与える事無く狙えるかなと。
河川を横切る特定のコースを狙う場合には良い選択肢の一つになると思います。
例2)水路の落ち込みや小規模河川の合流部
↑ こんなシチュエーションね。
水路の落ち込みの白泡の下でシーバスが待ち構えていますよね。特に雨後とか。
同じような状況として大きな河川に小さな河川が合流するところ。
水深の浅い小規模河川と水深のある大規模河川、その境目がブレイクでそのブレイクに沿って通したい場合。
流されながらも速度が上げられるゾンクシンペン77だとブレイクを通しやすいかな~と。
まあ最初から横切るコースを選択するとスレやすかったりするけど勝負は早いですよね。
例3)ストップ&ゴー
これはシチュエーションじゃないけど、ストップ&ゴーのようなアングラー側から積極的にルアーの泳ぎを変えて行くのも面白そう。
魚のスイッチを入れてやるっていうのでしょうか。
速い速度に対応できる分、緩急は付けやすいルアーです。
こんなところが僕の考えるハマりそうなシチュエーション。
オープンウォーターの場合や、流れに沿ったブレイクなどに流し込む場合は月並みな発想ですがルアーローテで探っていく使い方かな~
固定重心の割にしっかりと飛ぶので広範囲攻め易いと思います。
以上ZONK SHINPEN77のインプレでした@@@
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