【Perfect Journey 宮崎編】がアップされました♪
宮崎県は耳川と大淀川に行って来ました!
初場所・ノーガイド・ポイント情報なし。
事前に得た情報は
○『落ち鮎パターンがあるらしい』
○『耳川は久保田さんが好きそうなロケーション』
○『漁券の有無や立禁・釣り禁エリア(これは僕も毎回一緒に調べます)』
という情報で行って来ました♪
ちなみに今回は3人パーティー。
前回島原で研修で立ち会ったH氏がメインカメラマンです(^^)
■ 宮崎県 耳川 ■
宮崎県の中央よりもやや北寄りの山間部を流れる河川。人工物が少なく自然に囲まれており透明度も高い。確かに僕的には大好きなロケーション♪
しか~し!!
今回の日程は2泊3日だったんですけど・・・
小潮・長潮・若潮(笑)
鮎の産卵が最も多いのは大潮周り。
産卵が近づくと下流に降りてきて流れの緩やかな砂利底に産卵し鮎は一年という短い生涯を終える。
これはほぼ全国共通かなと。
な・の・に・
仕事の都合上こんな潮周りでの撮影になっちゃいました(^^;;
■ 上流上限設定 ■
毎度、川でのPerfect Journeyでは頭を悩ませるのが『川のどこまで上流を狙う上限とするか?』問題。
今、目の前にある瀬。今日の水量でシーバスはこの瀬を遡上するだろうか?
当然雨で増水している時は堰さえ無ければシーバスはどんどん遡上します。
でも初場所では普段の水量を知らない。
大潮満潮では遡るかもしれない瀬でも小潮の水位でも遡るのか?
上流に行けば行くほど川幅は狭く、流れの変化も生まれ易くなりシーバスの捕食してくるピンポイントは絞りやすくなる。
でも減水では遡上している個体数自体が少なくなる。決してその数がゼロになる事はないだろうが、取材の最中に出会えるかどうかは怪しい。
【この瀬を遡るのだろうか?】
初場所の上限設定というのは非常に重要になる。
上流に行けば行くほど川幅は狭くなりポイントは絞り易い。
しかし上流に行けば行くほどシーバスの個体数は少なくなり、個で狩りをする傾向にある。加えて街明かりは消えて夜間には漆黒の闇となる為、動画撮影用の照明が致命傷とも言える警戒心を与えかねない。
上流に行けば行くほどシーバスの捕食してくるピンポイントが絞り易くなる反面、初めての場所で撮影用の照明に目が眩みながらそのピンポイントを射抜けるのか?という話になる。
取材の中で上流上限設定というのは凄く重要になってきます。
さて耳川の上流設定。
取材前にチェックしていた宮崎県の天気では雨はほとんどなかった。小潮満潮ではいささか水位が足りてるかが不安な状況。
そして輪をかけて不安なのが野生の獣の存在でした。
■ 獣の呼吸 ■
下見を始めて直ぐに分かる事なんですが・・獣の気配が濃い!
水辺の砂にはそこらじゅうに猪の足跡があります。
(この写真だと分かりにくいけどしっかりと副蹄の跡)
猪や鹿の足跡が沢山あり獣道も散見できます。
夜になると薮の中からガサガサと獣が通る音がする。すると突然・・・・
キャ~~ン!!
キャ~~ン!!
キャ~~ン!!
キャ~~ン!!
(山々に木霊してます)
何今の悲鳴!!!
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
あとで調べてみると鹿ではないかと思うのだけど・・・
時々甲高く悲鳴のような大きな鳴き声が山々にこだまのように反響しながら響き渡る!!
そしてガサガサ音の先には光る眼がこちらを見つめている!!
以前に長野では熊に、地元の相模川で猪に突進された経験もあり、これ以上野生の獣との親睦を深めたくない!!
いや!これが本来の釣りなのだ!!
狩るか狩られるか?!
お前が魚を狙っていると同時に自然もお前を狙っているのだ!!!
・・・・・
・・・・
・・・
全然釣りに集中できねぇ!(笑)
そんなこともあり、、、
底質から察するに本来鮎の生息流域はもう少し上流かなと思いましたが、今回はかなり弱気な設定だったと言えます。
そんな耳川での初日。
夕マズメから夜、夜中の満潮からの下げ~朝マズメと打ったのだけど3本キャッチするもどうしてもサイズが出ない(^^;;
潮が悪いのか、選択した場所が悪いのか、流れも思ったほど走らない。
3キャッチしてもいずれも小さい・・・
う~ん参りました(^^;;
続く。
久保田氏のブログはこちら