こんにちは!広島の門永です!
ついこの間まで日中は真夏並みの暑さだったのに、急に肌寒くなって体感的には秋を通り越して一気に冬になってしまったような気候が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
なんだかんだで今年もあと2ヶ月ちょっと・・・。
今年は空海ロッドのテストで、年明けから投げに投げて投げまくった一年でした!
今回は、僕がメインに監修とテストをさせてもらったデストロイヤー空海「CK-83XXHS」について、特徴やコンセプトなどを詳しく具体的にお話しさせていただきます!
空海シリーズでも一際目を引くキワモノ番手であります「CK-83XXHS」!
XXHと聞くとガッチガチの曲がらないロッドをイメージしてしまうと思いますが、この「CK-83XXHS」はそんなタイプの剛竿ではなく、シーバスロッドとして必要なしなやかさを十分に持たせたテーパーデザインになっていて、感覚的にはHクラス程度の使用感です!
自重も185gと、このクラスのロッドとしては非常に軽く、それ以上にロッドバランスが良いのでさらに軽く感じると思います。
番手だけ見るとオーバースペックに感じてしまいますが、実際には12㎝クラスのフローティングミノーを違和感なく扱えるロッドです!
それでいて100グラムのウェイトもキャストできるトルクフルなブランクスですので、2オンスクラスのビッグベイトならミノー感覚でキャストできてしまいます!
今までのロッドならペンデュラムキャストなどの大きなスイングでキャストする必要があったビッグベイトを、コンパクトで比較的素早いスイングでキャストできるため、ウェーディングで橋脚などを狙う場合にも圧倒的にアキュラシーが上がります!
さらにこのロッドの凄いところは、例えば・・・イナッコとコノシロが混合したポイントにウェーディングで入釣する場合があったとします。
でもシーバスがどちらのベイトを意識しているのか分からない?
そんな状況下でもこのロッドなら一本で、カゲロウ100Fを使いながらローテーションでアイスライド185も入れられるんです!
信じられないかもしれませんが、それを可能にしたのがパワーとしなやかさを持ち合わせたこの「CK-83XXHS」というスピニングロッドなのです!
そして、何故?スピニングなのか・・・?
それがこのロッドのコンセプトで一番重要なところになります!
今やベイトリールの性能は年々素晴らしいものへと進化しています。
ものによってはスピニングと同等か、キャストするルアーによってはスピニング以上の飛距離が出せるものもあります!
「だったらビッグベイトは投げやすくて使いやすいベイトタックルでいいじゃん!」
・・・そう思われる方も多いと思います!
しかし、どんなに性能が上がってもベイトタックルには機構上どうしても避けられない弱点があるんです!
それはベイトタックルの利点でもある、その「ダイレクト感」!
時としてその直線的な使用感はシーバスゲームでは邪魔になります!
ルアーを「流す」釣り。
いわゆるドリフト釣方においては、「ラインコントロールこそが全て」と言っても過言ではありません!
ラインスラックを操る事でルアーをピンスポットへ理想の角度で送り込む事はベイトタックルでは難しく、ラインの出し入れを瞬時にできるスピニングタックルだからこそ理想のドリフトを可能にします。
ビッグベイトでも本格的なドリフトで狙いたい!
だからこそ専用のスピニングタックルが必要だったんです!
このロッドの目指したところは、「シーバスのパワーゲーム専用スピニング」・・・みたいな?単純なものではなく、もっと大きな視野で幅広く様々な使い方ができるパワーロッドを作りたい!そこにありました!!
例えば・・・、
「増水した河川でジャークベイトを使いたいけど普段のロッドでは流れに負けてしまう!」
「後ろに壁があってロングロッドは振れない。でもそれと同等のパワーを持った短めのロッドが必要!」
「ベイトは苦手だからスピニングでビッグベイトを使いたい!」
など・・・この「CK-83XXHS」は、もっともっと色々な可能性を秘めたスピニングロッドなのです!
そして最後に、11月発売予定の「メガドッグ180」においても、このロッドはベストマッチします!
飛距離・アキュラシー・操作性・パワー、全てにおいて最高のパフォーマンスで答えてくれます!
「CK-83XXHS」と「メガドッグ180」は、ショアからのメガドッグゲームをさらに実践的にしてくれること間違いなしの組み合わせです!
「デストロイヤー空海」シリーズには、他にも全国各地でテストを重ねてブラッシュアップしてきたロッドが多数ラインナップされる予定です!
是非あなたの釣りにピッタリハマる一本を探してみて下さい!
「デストロイヤー空海」!どうぞご期待下さい!!