こんにちは広島の門永です!
秋も深まり、シーバスシーズンも最盛期を迎えています!今年の秋は暖かかったこともあって、例年よりも長く楽しめそうな雰囲気ですね!
ここ数年、季節を問わずデイでもナイトでもいつも僕のライフベストのボックスに入っているルアーがあります。
それが「ヴァタリオンSW」
このルアーがとにかく優れ者なんです!
今回は、僕がこの「ヴァタリオンSW」を特にビッグベイト初心者さんに超オススメする理由と、使いやすくなる簡単なチューニングをご紹介していきます^^
●ビッグベイトでありながら使いやすいサイズと安定した飛距離
ヴァタリオンSWは、一般的な2オンスクラス(60g前後)のものより軽い43gというウェイトのビッグベイトです。
ですので、ビッグベイト専用のパワーロッドを用意しなくても、少し強めのMクラスのスピニングロッドでも扱えるルアーになっています!
キャストもしやすく、慣れてくれば通常ミノーでカバーする範囲までも安定して飛距離を出せる、遠投性能も兼ね備えたルアーです!
初心者さんが、最初に使ってみるビッグベイトとして最適なサイズだと思います!
●リトリーブスピードやロッドワークで豹変する独自の可変アクション
「ヴァタリオンSW」は
スローリトリーブではクイックで安定感のあるS字軌道アクション。
ファストリトリーブではロール主体のバイブレーションプラグのようなハイアピールアクション。
というリトリーブの速さに応じてアクションが変わってくる二面性を持ったルアーです!
そしてジャーキングではかなりイレギュラーなアクションを見せてくれます!
例えば、橋脚打ちでシーバスを狙う場合。
上流側からスローリトリーブでドリフト気味に明暗部へ流し込む使い方もできますし、その次のキャストでは明暗部沿いをダイレクトにファストリトリーブで通してリアクションバイトを取っていく使い方もできる。
‥全く違う攻め方も瞬時に対応できるそんな特性を持ったルアーがヴァタリオンSWです。
●ラインテンションを抜いた瞬間の「慣性スライド」アクション
個人的にはこの「慣性スライド」を完璧に狙って出せるというポイントが、このルアーを使い続ける最大の理由となっています!
この「慣性スライド」というのを分かりやすく説明しますと、リトリーブでもロッドワークでも、そのルアーがアクションしている(前進している)時点では、ラインにはテンションがかかっています。
特にジャーキング等、強めのアクションを出す場合にはラインにも強いテンションをかける必要があります!
その強いテンションをかけたジャーク直後に、そのテンションをアングラー側が意図して瞬時に抜いてやることで、自由になったルアーは前段階のアクションの余韻を残しながら、その慣性で動きます!
ヴァタリオンSWの場合は、そこで非常にナチュラルなスライドを見せます。ルアー自体が自分で演出するアクション。
例えるなら、「逃げ惑うベイトフィッシュが力尽きて諦めた。」そんな生命感ある動きです。
このアクションが本当にデカいシーバスに効きます!
先日はシーバスの他にも座布団ヒラメも釣れちゃいました笑
慣性スライドアクションの出し方は、
ロッドでジャーク→ラインスラックを作る→慣性スライド。
でももちろん良いですが、非常にレスポンスの良いルアーなのでハイギアリールでの、
瞬間巻きジャーク→ラインスラック→慣性スライド。
も簡単にできます!
そのあたりも、まだロッドでのジャーキングに慣れていない初心者さんにオススメするポイントとなっています!
●さらに使いやすくする簡単チューニング。
ヴァタリオンSWは、スローシンキングにセッティングされています。
リトリーブ主体の釣りならこのままの比重が使いやすくおすすめですが、
標準装備されている#1×2本のフックを一番手下の#2×2本に交換してやる事で、スローフローティング仕様に変える事ができます(フックの種類や使用海域の水温・塩分濃度により若干の誤差はあります)!
スローフローティングにする事で、流れを利用した釣り(ドリフト等)にかなり使いやすくなります♪
ナイトゲームなどでスローに流して、ここぞ!という場所でジャーク&慣性スライドで口を使わせるようなメリハリの効いた使い方が簡単にできるようになります!
いかがでしたでしょうか?
ヴァタリオンSWを特にビッグベイト初心者さんにオススメする理由!!
飛距離良し!
レスポンス良し!
アクション良し!
の非常に使いやすいビッグベイト「ヴァタリオンSW」!
特にコノシロパターンで有効なルアーなので是非参考にしていただいて、デカいシーバスを釣り上げてもらいたいです♪