皆さんこんにちは。
Great Hunting Field Staffの永嶋です。
北海道では、ニジマスやブラウンには禁漁期間は無いものの、厳寒期は深い雪に閉ざされる為、事実上、禁漁期間になっていると言っても過言ではありません。
日中の気温がプラスになり、雪解けも進んだ3月下旬、今シーズン初めてのブラウン狙で河川に向かいました。
今回入ったのは、ものすごく久しぶりに入るエリアですが、対岸のエグレや倒木などが絡んでいて、見た目にはいい感じで、絶対に居るはずなのに、このポイントでは釣れたことがないのです。
ですが、懲りない私は、時期が違えば魚も入っているのではないかと淡い期待を抱き入釣するのでした。
時刻は昼過ぎ、晴天のポカポカ陽気の中、久しぶりに河原に立つのは気持ちいいですね!
この時期は鮭稚魚を捕食するブラウンを狙う釣りになるのですが、これがまた難しい。
人気河川の為、フライマンやルアーマンが入れ代わり立ち代わり入っているため、勿論、魚はスレています。
また、ベイトのサイズが小さい為、ルアーで表現するのが難しいのです。
というわけで、GH46 HUMPBACK(TAKUMI YAMAME)をチョイス。
水はクリアだし、水面直下を泳がせても視界に入れば反応するだろうという事で、アップクロスから流れに乗せてドリフトさせていきます。
核心部まで一通り流し終えましたが、異常なし。
お次は、開始位置まで戻り、違うアクションで誘っていきます。
先程と同じように流れに乗せ、ロッドティップで軽く弾く位のアクションを付けていきます。
核心部を通り過ぎ、完全にダウンまで来たのですが、ピックアップせずに5秒ほどステイさせていると、「ドン」とひったくる様なバイト!
ライン張った状態からのバイトは、ダイレクトに衝撃がくるから最高に気持ちいいです!
40㎝ちょっとですが、久しぶりのブラウンに大満足です。
お次のポイントは水深もあり、流れが対岸に当って複雑な流れになっています。
少し水深があり、流れも厚いのでGH51 HUMPBACK(ALシャイニーケイムラアユ)をチョイスし、先程と同様のメソッドで流していくと、今度は流心で抑え込むようなバイトが!
と、次の瞬間ジャンプ3連発からの猛ダッシュで下流へ下っていきます。
倒木があるので、これ以上走らせないようにスプールを指で押さえて調整しながら距離を詰め、ある程度、魚がバテタところでランディング成功。
サイズこそ50cmそこそこですが、銀ピカで体高のある筋肉質な魚体で、遡上鱒を思わせる風格がありました。
推測ですが、シートラウトだと思われます。
という事で、1本出るか出ないかの河川で、2本の釣果を叩き出した「HUMPBACK」。
今年の活躍に期待が持てます!
【使用タックル】
ロッド:GH77-2MLS
リール:3000番ハイギア
ライン:ナイロン10ポンド
ルアー:GH46 HUMPBACK、GH51 HUMPBACK