初冬茶鱒釣行~前編~ | Megabass-メガバス

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初冬茶鱒釣行~前編~

こんにちは、グレートハンティングフィールドスタッフの永嶋です。

私が住む北海道はこれから雪に閉ざされ、釣りが厳しい(身体的に)季節となります。

特にマイナス気温の淡水の釣りはガイドが凍ったり、ライントラブルがあったり、トラブル多発なので避けて、海アメマスにシフトしていく時期です。

今回は、11月下旬ではありますが、比較的暖かい日を選んで北海道道央河川に茶鱒(ブラウントラウト)狙いに向かいました。
コンディションは、南風強め、前日の晩からかなりの降雨、夜から朝にかけても気温が下がらず、日が昇るにつれて風も落ち着いてくる…といった状況でした。

寒い時期の釣りは、魚のスイッチが入るタイミングが不規則なように感じます。
あまりにも寒いと活性上がりませんし、かといって日が昇ったど日中だとなんだか釣れる気がしない…。ある1年は午後2~3時位に一瞬だけ活性があがるタイミングがあったり、翌年以降はそうでも無かったり…。自然相手なので、釣行当日だけじゃない気象条件等も重なって反応に差が出ているのでしょう。

なんて、そんなことを考えていると「釣れないループ(ドツボ)」にハマります。

以前ブログにも書きましたが、釣りたいなら「とにかく歩く、投げて巻く」ことが重要です。
偶発でも1尾の価値は大きく、間違いなく次の釣果に繋がります。(※「釣れるんだ!」という驚きとともに自信につながります)
最近は1箇所でネチネチと手を変え、品を変え釣っていましたが、今回は運動不足解消のために足で稼ぐことに決めておりました。

とは言え、最初はいつものネチネチポイントで30分程やってはみるものの、チョンと小突かれたくらいで終了。(※「小突かれたと思い込む」これ大事です。モチベーション保てます)

次に狙うのは人工物が多めポイント。良い時期は毎日朝から晩まで釣り人が絶えない人気ポイントです。
毎回、着いた途端に「釣れなさそう」とか思ってしまうのですが、時間の関係もあり、今日は一段と釣れなさそうな雰囲気…苦笑。しかし、今日は投げまくってみようと決めていたため、GH51ハンプバックGH52バタフライGH95GH110と流れに応じてキャスト&リトリーブ、そしてルアーチェンジを繰り返していきます。

が、ここまでで何十投としましたが、いつも通り無反応を決め込んでいます。

次なる一手はGH120をチョイス。流れに同調させて流し、僅かなアクションを加えていきます。

そして、5投目。モソモソッと手元に伝わる違和感があり、すかさず合わせを入れます。

茶金色の魚体が水中でうねるのが見えたら今度はダッシュ!久しぶりの魚でちょっと主導権を握られてかけましたが、GH77-2MLSはパワーがあるので流れから引き剥がして無事にキャッチ!

なかなか良い面構えです。

GH120、空海スリム120は、一見動きが無いように見えて、細かな揺れで絶妙な明滅をするので、スレた魚によりナチュラルにアピールできます。またフック重量などで超スローフローティングやサスペンド位に調整して使ってみるのもおすすめです。

それとロッドについては、過去、ライトなもの、柔らかめのもの、バスロッド等を色々と使ってきましたが、掛けてからの安心感は非常に大事だと思いました。
これまでに使ってきたロッドの中には、掛けたけどパワーが足りず、獲れない場面が多々ありました。

しかし、GH77-2MLSはタイトなポイントで多少強引なやり取りができるし、重めのルアーも打てる。中流~本流域でビッグファイトしたい自分には最高のロッドです!

個人のスタイルや好みにもよりますが、ロッド次第で攻め方が変わってくると実感しています。

というわけで、前半の釣行は終了。後編では別ポイントでの釣行模様をお届けします。乞うご期待を。