何事も無く夜が明けた・・・(笑)
先日、友人が好釣果をあげたポイント。試してみるかと来てみたのだが、ポイントには既にその友人が立っていて、ご好意に甘えて一緒に竿を振ったのだけれど、様子がおかしい・・・(笑)
どうやら状況変化は顕著らしく、友人曰く「ヤバイ!全然アタラナイ!?ボイルすら起こらない・・・」と、暗いうちから隣で嫌な呪文を唱えてくれていたが・・・。
まあ仕方ない・・・よくある話だ。Eazy Breezy♪
何が変わったのだろう?潮位のズレの問題か?それとも、多少澄んでしまった水色の影響なのか?容易に判断はできかねるが、現実にベイトは居れど、スズキは居らず。
この状況に諦めた友人は、既に帰路についてしまった・・・。
さもありなん・・・当然の話だ。Easy Breezy♪
潮位を失い、水位を失ったシャロー域。水面に射し込む陽の光で丸見えの状況に、危険を察知して、少しでも水深のある沖のブレイクに避難し始めたベイトの群れ。
すっかり流れが緩んでしまって静かな水面に対し、絶妙に存在感の出るルアーをという事で、私はPROP DARTER i-WAKEをチョイス。
期待薄な状況なのは百も承知・・・駄目でもともと!EazyBreezy♪
残り物の薄い流れと交差するブレイクの向こうにi-WAKEを投げ込めば、着水に驚いたベイト達がザワつく。周囲は一瞬賑やかに揺れ、やがて平穏を取り戻したところで、ゆっくりとi-WAKEをリトリーブし始める。
デッドスローで泳ぐi-WAKE。微かな航跡を残しつつ、岸沿いに形成されている水色の異なるブレイクライン上を綺麗になぞるように泳ぎつつ、小さな流れ込みが作っていた揺れる水面をi-WAKEが横切った時だった・・・。
何の前触れも無く、突如破裂音が鳴り、静かな水面にド派手な水柱が立ち上がった!?
リトリーブが強制的に止められ、いい感じの重みと吸着感が生じると、すぐさまそれが走り出す♪
想定外のド派手な登場に、どこに隠れ潜んでシーバスが居てくれたかと心躍るも、一向に跳ねる事無く、ひたすらシャロー域を横走りしまくる抵抗・・・。
正体はグッドサイズの黒鯛さんでありました♪
一見同じように見えて、その実、昨日の今日ですっかり変化してしまう釣り場の状況。
「昨日までは釣れていた♪」とかいう、よく聞く釣りアルアル。
新品のフックに換えてきたのにバレまくり、友人の錆の浮いたフックでは何故か一切バレなかったとかいう、屈辱の面白話。
先日は何度アタックしてきても一発もノラなかったi-WAKEへの黒鯛バイトが、今日はアッサリと一撃でノッテしまうという現実・・・。
杓子定規に向き合ったら、納得いかない事も多いけど・・・(笑)
自然相手・お魚さん相手の「釣り」ですから・・・技術・体力・時の運・道具にデータに勘まで総動員で挑んで、面白がって楽しむのが良いと思うのです!EasyBreezy♪
【使用タックル】
リール 3000番
ライン PE 1号 + ナイロン20lb