みなさんこんにちは、広島エリアをホームに活動する関 義則です。
いよいよ広島湾のオクトパスゲーム開幕です！
今回は広島県廿日市港の遊漁船『ブルーアース』さんに乗船、シーズン直前の調査釣行。ブルーアースさんは広島湾のポイントを精力的に開拓している、オクトパスゲームを熟知した遊漁船。水野船長の話では砂地エリアには姿がなく例年通りのライト〜鬼ハードなロックエリア帯がメインとなるのでは？との予想。
今回のポイントは全国的にもハードロックで名を馳せる三原〜尾道エリアと遜色ないほどのガチャガチャなボトム形状、船が少し流れただけで1〜2ｍものアップダウンの繰り返し、回避が少し遅れただけで根掛かり連発…という難所が続く。
しかし攻略が困難なエリアだからこそ良型タコが潜んでいる事が多く、2〜3kgなんてサイズがドカン！と出るのがこのエリアの特徴。
先述の通り今回の主戦場は平らな地形などほぼ存在しない、激しい起伏だらけの超ハードロックエリアなので砂地フラットエリアのようにボトムをズル引こうものなら、瞬く間に根掛かりしてしまう。
そんな場所では、着底したらシンカーは浮かさずルアーだけを細かくシェイクで動かす。一点でシェイクすることを意識して、決してリグを引きずらない事が重要。
次の場所にルアーを移動させる際も決して引きずらず、ロッドでリグを大きく持ち上げて安全な場所に置いてやる。置きに行った際にスルスルと穴に落ちていくような感触があれば中には入れ込まず、近くの安全地帯へリグを置き、再度シンカーが浮き上がらない程度のシェイクで誘う、という集中力を求められるポイントが続く。
そんなハードロック攻略のために必要なのはボトム感知能力に長け、スタック回避に優れた専用ロッド。
既存の専用ロッドとは一線を画すハードテンションモデル《エイトポッド 8P-ROCK 188-2》は、今回のようなハードロックエリアを攻略する為に誕生したロッドである。
さて、今回の調査釣行の様子に戻ろう。
ロッドは8P-ROCK 188-2、ルアーはタコーレシェイクとタコーレソフトの組み合わせでスタート。
この日のパターンは“カラーは派手め”に反応が良く、タコーレシェイクはCHART、タコーレソフトはBED IN PINKのコンボに好反応。
（上）TACO-LE シェイク と （下）TACO-LE Soft
しかし“派手なアクション”には反応が薄く微シェイクからのロングステイ、このパターンが正解だったようで、この日のタコはすべて細かな誘いからのステイ中に乗ってきた。このようにカラー選択やアクションの違いで釣果に差が生まれるのもオクトパスゲームの奥深さである。
今回は色々なポイントをチェックしてみたが、どこか1スポットで溜まっているのではなく行く先々でポロッポロッと釣果が出て、サイズも皆悪くない。
まだ本格シーズン前ながら同船メンバー全員が500〜1kgをアベレージに、私も今回最大となる2.1kgの良型を手にする事が出来た。
まだシーズン序盤、これから今シーズンも盛り上がりを見せてくれそうな予感だ。
専用タックルで武装すればハードロックでも存分に戦える！さあ今年も狩りのシーズン開幕、ハードでロックにオクトパスゲームを楽しみましょう！
Tackle Dataタックルデータ
【Rod】8P-ROCK 188-2 、8P-FUNE 178-2
【Line】PE4号＋フロロ20号
【Lure】タコーレシェイク、タコーレソフト
【Custam Parts】タコーレブレード、タコーレティンセル