遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます、広島スタッフ関です。
2025年も広島湾奥を中心とした情報発信を心掛けていきますので、皆様本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて昨年を振り返ると、私のホームである広島湾奥においてX-80マグナムの絶大なる戦闘力が際立った年。店頭での凄まじい売れ方を見ると、ようやく地元アングラーの皆様にもマグナムの持つヤバさを体感して頂けたのではないかと思います。
と、まるでシーズンが終わったような振り返りの書き出しとなってしまいましたが、前回のブログでもお話したように個人的には年明けからがサワラキャスティングゲームの醍醐味を堪能できるシーズンと捉えています。
瀬戸内のサワラ生態についての学術記事から読み取ると、未成熟の当歳〜1歳魚であるサゴシは姿を消し、おそらく5〜6月頃に内湾での産卵を控えた2〜5歳のいわゆるサゴラ〜大型サワラのみがターゲットとなります。
年明けからは捕食パターンも大きく変化し、身体を水面から出して激しいボイルするイージーなパターンはほぼ見られず、単発のボイルがあればまだ良し。ほとんどが表層に小さく固まったベイトに対し同じレンジからの捕食が多く、激しい水柱が立たないため目視で確認し辛くなるのがこれからの特徴。
これが年末でサワラシーズンが終わってしまうと誤解する要因の一つです。
ただ2〜3月期のシラスや稚魚に付いたモジリしか見せないような厄介なパターンではまだなく、まだ身体を出して捕食するサワラを目視で確認できる時期。大切なのは『サワラを探す眼にもう一度焦点を合わせ直す』事。
そんな私も数年前まではサワラは年末で終わり、年明けからは何釣ろうかなーと思っていた一人(苦笑)。
サワラの事が頭からすっぽり抜け落ちているから、毎朝出勤のフェリーでもサワラの姿など見つけようなどしない、言わばサワラーズアイ(笑)のスイッチOFFの状態になっていました。
それが初期の頃のブログで書いたと思いますが、メバル稚魚に付いた大型サワラとの遭遇で再び焦点のスイッチONしてみると、不思議と見えるようになるんです、サワラの居る痕跡が。
さて話を現在の広島湾奥エリアに戻しましょう。
年末年始と休みが取れず、やっと出撃出来たのは1月の中旬ごろ。
前回から2週間のブランクでの出船、またホットスポットの情報もなく昨年の経験からとあるポイントへ船を進めながら海面に起こる痕跡を探す。何も発見できず到着したポイントには偶然居合わせた仲間の船が声を掛けてくれました。
『今日めっちゃ跳ねてますよー!』
『ま、マジっすかー!!』
いくぞー!サワラーズアイ全開放だーっ!!(笑)
これからのシーズンで大切な事は3つ 、
1つはサワラーズアイ(笑)を再び解放する事
2つ目は情報共有出来る仲間を持つ事
3つ目は信じて『X-80マグナム』を投げ続ける事
決して簡単にサワラと出会えるシーズンではないですが、狙って獲った充足感は最高に感じる事が出来るのが今からのサワラキャスティングゲームです。
サワラは居る!という目線を持ち、僚船と一緒に探してみて下さい。刺激的なシューティングゲームの開幕ですよ!
使用タックル
ロッド 空海ガルフ CKG-72MS 、CKG-77MS
リール 4000XGスピニング
ライン PE1.2号+30lbリーダー
ルアー X-80マグナム X-80マグナムSR