自己紹介 | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

自己紹介

皆様、こんにちわ♪

メガバスプロスタッフ・田口知宏です。

 

前回は簡単な自己紹介になってしまったので、今回は私が釣りを始めたきっかけから、メガバス製品との出会いなど、ちょっと深掘りした内容でお送りします!

 

 

■釣りを始めたきっかけ

小学校3年生の夏休み、祖父母の家へ行った時の事です。近所の清流へ母親、従兄弟達と遊びに出掛けました。

 

ちょうど河原での遊びに飽きてきた頃、母親が「オイカワ釣りでもやってみる?」と提案してきました。

 

子供ながらに釣竿もエサも無いのに釣り?と思いましたが…「川の中の石の裏に餌が居るよ」とヒントを貰うと、夢中で石の裏の川虫を探しました。

 

仕掛けは母親が用意していたようで、竿はその辺にあった木の枝。釣り方は浮き無しの道糸と針のみというシンプルな脈釣りでしたが、川の中に入って捕まえた川虫を針に付けて仕掛けを流すと本当にオイカワが釣れました。

 

予測もしていなかった遊びと釣果に感動し、自宅に帰っても直ぐに釣りがしたいと思ってしまうほどでした。

 

後日近所の釣具屋へ向かい、エサ釣りセット的な物を揃えて湖へ釣行しました。

 

ミミズを餌に浮き釣りをしてみましたが、釣り上げたのはなんとブラックバス。見た事もない魚体に瞬時に見惚れ、どうやったらこの魚種の大きいサイズを釣り上げられるのか?と帰りにまた釣具屋に寄って今度はルアーを買う始末(笑)

 

エサ釣りから始まって、偶然にもブラックバスが釣れてしまったのがルアーフィッシングを始めるきっかけになりましたね。

 

 

■ 自身の活動スタイル

現在は釣具店に勤務しながら涸沼をホームグラウンドとし、年間通してシーバスをターゲットとして追い続けています。

 

20歳代迄は、ブラックバス・オフショア・へらぶな・トラウト等、様々な魚種対象に釣りをしてきました。

 

広く浅く釣る事だけを只楽しむというスタイル。しかし、釣れない日々、また釣れない時間帯があっても何故釣れないのか理由が明確ではありませんでした。

 

そこで釣れない理由を明確にしたく、どうすれば答えに近づくのか思いついたのは、365日昼夜問わず釣果と向き合えるシーバスという魚種でした。

 

季節によって餌によって昼夜時合いは変動しますが、人間側がそれに合わせられさえすれば、全日釣果を出すのも可能なのがシーバスという魚種だからです。

 

空いた時間は現場に立ち続けるという事で、徐々にシーバスとの会話も成立するようになった気がします。

 

正直まだまだルアーの種類が足らない、突き詰めて行けば新規パターンやテクニックでも釣果を上げられるのがシーバスフィッシングだと思っていますので、変わらずストイックに現場に立ち続けて開拓を発信し続けるのが私のスタイルです。

 

 

■ 初めてのメガバスルアーとの出会い

20歳の時、雑誌で初めて見たメガバスルアー。当時のバス業界で他社ルアーのデザインには無い美しいリアルフォルムとカラーリングに一目惚れしてしまいました。

 

自ずと釣果云々に関係なく購買意欲を駆り立てられたのは言うまでもありませんが、「釣りたい欲より物欲が勝ってしまうのか?」と動揺するほど強烈なインパクトでしたね。

 

ただ、自分が欲しいと思ったタイミングは既に人気沸騰の走りで、なかなか入手は困難でした。何軒も釣具店を回り続け、開店前に並ぶ事も多々ありました。そして苦労の末にやっと買えた時は半端ではない喜びを味わえましたね。

 

ちなみに初めて手に出来たのは、POPXのGPファントムというカラー。正直買えただけで満足してしまう程でしたが、実際に使ってみると釣果も抜群でした。当時から唯一無二のルアーという存在を入手でき感無量でしたね。

 

 

■ メガバスルアーとの思い出

初めて手にしたPOPXでブラックバスを釣り上げた時は感動しましたが、シーバスにおいても非常に印象的なシーンがあります。

 

GIANT DOG-X SWが発売になった当初、シーバス釣りを始めて間もない友人を連れて朝マヅメの涸沼にイナッコパターンを狙って出向きました。

 

季節はハイシーズンの夏。イナッコは10センチ程に成長し、トップウォーターへの反応も良好な時期でした。

 

私は他社のトップウォーターペンシルをチョイス、友人はGIANT DOG-X SWのGGヒートイワシをセッティング。

 

その時は得意のボイル撃ちを熟知していましたし、まさか初心者の友人に釣り負けるなどボイルが始まるまでは予想もしていませんでした…。

 

ルアーを投げ入れるタイミング、キャストアキュラシーにおいて友人より私の方が遥かに精度も高いのですが…結果から言うと、私は2キャッチ、友人はGIANT DOG-X SWで11キャッチと完敗してしまいました。なかなか衝撃的な出来事でした。

 

私が友人にしたのはドッグウォークの操作レクチャーのみ、友人は素直に言われるがままGIANT DOG-X SWを操り、瞬く間に連続ヒットに持ち込みました。ミスバイトやバラシすら無く全バイトをキャッチしていました。理想の100点釣果です。

 

私がブラックバスに夢中でのめり込んでいた時期、バス用のGIANT DOG-Xは使用した事はあり、タックルを問わず誰が操作しても容易にドックウォークさせる事が可能なルアー、という認識はありましたが、鼻先だけちょいと出すギリギリの浮力が、シーバスの口にスッと送り込める完璧なセッティングである事に気付かされた瞬間でした。

 

ルアーの違いでここまで釣果の差が出る事も稀ですが、メガバスルアーが持つポテンシャルを見せつけられた事実を受け止め、自分の手駒にしたいと決めた良い思い出です。

 

改めてメガバスルアーをメインに使う立場となった今、そんな経験があってこそ信頼の置ける存在となったGIANT DOG-X SWは、未だに私のフェイバリットルアーとして活躍しています。

 

 

 

■メガバスで取り組みたい事、目標抱負

メガバスの重心移動システムLBO IIが非常に興味深いです。カゲロウシリーズで体験しましたが、その飛距離は群を抜いています。逆風時にも失速が少なく、他社ルアーとの飛距離の差は歴然です。

 

自身のホーム、涸沼においてルアーの飛距離は釣果に繋がるアドバンテージなのは確実。私が得意とするボイル撃ちでシーバスを掛けて行くスタイルにおいて強力な武器となるのは間違いないです。

 

今まで届かなかったビッグサイズのシーバスボイルへ届く、ランカーキャッチ率は確実に上がるでしょう。近い将来、自身の構想するルアーがメガバスルアーとしてカタチに出来る時が来るとすれば、勿論LBO IIを組み込みたい。より遠くへ、今まで届かなかったアイツを仕留めたいです。

 

まだ私に無いタイトル、100センチ超え。メーターシーバス。

その可能性を大いに感じる、メガバス製品を使っていくのが楽しみです。

 

少々長くなりましたが、いかがでしたか。また次回から、ホームグランド・涸沼を中心に旬な釣り方などをお伝えできればと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

それではまた。