どうも!ハンバーガーマサこと山根正之です。
今回ご紹介するのは今年発売されるロックフィッシュ用ワーム「FUWABUG」です!
礁楽から発売されているROCKHOGと同様のホッグ系ワームです!
昨年の10月に撮影した動画がありますので、もしよかったら見てください。
メガバスプロスタッフの大塚さんが開発に携わったこのワームですが、何がすごいのか、なぜ礁楽シリーズでホッグ系ワームが2種類必要だったのかを説明したと思います。
①FUWABUGはエビというよりカニをイメージしている!
今までのホッグ系ワームは「エビ・カニ」パターンで使用する場合が多いと思います。
でも、よくよく考えると「カニ」に寄せたホッグ系ワームって少ないのです。従来のホッグ系ワームはどちらかというとエビをイメージしている場合が多く、ROCKHOGもエビをイメージしています。今回のFUWABUGはカニをイメージするためにボディに付いている手はかなり大きく、しっかりと動くように設計されています。
実際に数多くのロックフィッシュを釣ってきて魚が吐き出すベイトの多くはエビよりもカニの場合が多いです。それはハタでも同じです。これまで気づけていなかったカニパターンの魚をはめるために開発されたルアーなんです。
②今まで以上にスローにハイアピールに!
今までのロックフィッシュ用のホグルアーは飛距離を優先して無駄なものを付けないようにしていました。そのため、フォールスピードが早く、狙ったポイント(シモリや海藻エリア)をすぐに通過してしまいます。
高活性であれば、問題なくバイトしてきますが、ニュートラルな魚は中々食ってくることが少なく、何度も同じ場所を攻めて隠れている場所に正確に落とす必要があります。FUWABUGは飛距離を犠牲にした代わりによりゆっくりとワームを漂わすことができます。ボトムから1m前後のエリアにより長くステイさせられることによってロックフィッシュが口を使う間を作り出すことができます。
また、そのFUWABUGを漂わすだけでなく大きな爪と手がしっかりと水を掴みアピールしてくれます。これは非常に重要なことで、いかにルアーを見つけてもらうかがソルトの釣りにおいては重要になります。
③FUWABUGとROCKHOGの違い
この2種類のホッグ系ルアーの使い分けは簡単にいうと「飛距離の違い」です。
先にも書きましたが、FUWABUGは飛距離を犠牲にしていますが、ROCKHOGは重心を前に持ってきているため飛距離がでます。沖のブレイクや根回りを攻めるときに有効です。FUWABUGは、防波堤の際や磯際の釣りに効果的です。距離が近い分丁寧にゆっくりと攻めることができます。
このようにFUWABUGが今までのホッグ系ワームと違うのはわかってもらえたと思います。
次にこだわった点を紹介したいと思います。
・大きな爪
2つの大きな爪はしっかりと水を受け、アピールしてもらうためものです。肉厚にしているのは水をしっかりと掴みフォールスピードを落とすため、そしてよりナチュラルに漂わせるためです。
・長い手
ボディーの両サイドに付いた6本の手はFUWABUGのフォールスピードを抑えしっかりとアクションさせるためです。この腕が作り出す複雑なアクションが水中を漂うカニに見えます。この手は、使う場所やシンカーの重さによって切って使うことができます。その場で簡単にチューニングができるルアーとなっています。
・フッキングを良くするための中空
ボディを中空にしています。それはよりフッキングを良くするためです。また、中空にすることによってボディーが若干立つためステイの状態で魚を食わすことができます。
誰にでも簡単に使いこなせる礁楽シリーズのワームです。
去年六畳一間の狼さんと一緒に釣りに行った際もSUUちゃんが使ってしっかりと釣っていました。その動画もあるのでぜひ見てください。
こんな感じでしっかりとテストを繰り返して出来上がったFUWABUGを是非使ってみてください!
参考フックセッティングはこちらです。
FUWABUG 3.8インチ オフセットフック4/0番(ワイドでも可)
FUWABUG 2.5インチ オフセットフック1番もしくはジグヘッド1番
FUWABUG 1.8インチ ジグヘッド1番もしくは2番
発売まで楽しみにしてください!