ANTHRAXとFX-ZEROは、自分の釣りを振り返ってみても、釣りビジョンや雑誌SALTYなど、ソルトのロケ(ソルティDVD)でも、一般的なミノーメソッドが沈黙しているときに圧倒的な釣果をあげてくれるルアー。
バスでもシーバスでもなぜ釣れるのか?は、そこに原理というか理屈があるのだけど、それは延々とやってきた地味で退屈なテスト釣行から見えてきた現象ともいうべきもの。そこで新型ルアーでは、この「釣れる要素」をさらに探究していくことに。
とにかく他の巻き物系で手も足も出ない状況で強くなるのが、秋に使うウェイクベイト。それが水面ではなく、「水中」でウェイク出来たら・・・水面限定のANTHRAXやFX-ZEROのフォロワーとして最強だ。初冬や春先など、使えるシーズンがさらに拡大するから。
タフった時は、「ゆっくり巻いたら水中のウェイクベイト」。フィーディング時には、「早引きしてバイブレーションとしても使える」「ジャークベイトとしても使いたい」。これらが、テーマになった。
つまり、イメージとしては只今海で爆釣中の「TRAVIS―7」みたいなのがバスでもあったら・・・ということで、本社勤務のテスターたちの実験ルアーとして、自分ら限定で鬼釣りしてきたわけですが、石田がその釣果をみなさんにもおすそわけしたいと申しまして、いよいよ解禁するのが「X-WAVE」。引き方でアクションが3段階にシフトするNEWメソッドルアー。アクションをシフトさせるため、ボディシェイプとバランスベクトルのセッティングがシビアでかなり苦労した。
●「X-WAVEの使い方!」・・・新機軸のフィネス系ルアーです。
① ラインを張り、ルアーの重さを感じるギリギリのスピードでゆっくり巻くと、水中でショートピッチの「スラローム」&「ウェイクアクション」でスローなバスをス~っと引き寄せてパクっ!
② 素早く回収するファストリトリーブでは、脱軌道でチドリまくるリアルなパニックベイトを彷彿させるエスケープアクション。「千鳥バイブレーション」プラグにシフト!
③ なお、止めてシェイク&トゥイッチすると、移動距離を抑え目でギラギラメラメラと
「ヒラ打ちっ放し!」。この時にも下からバクっとくる。
④ その他、ジャーキングやSTOP&GOなど、使い方は多彩で可能性無限大。