新年あけましておめでとうございます。
皆様から多数の年賀状を頂きまして誠にありがとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、今年も?正月らしい正月はなく、海にバスに川(期間限定放流鱒)に工房に、とあちこち回遊しておりました。特に初日の出スポットとして地元でメジャーな潮見坂の浜には多数のアングラーが初釣りで賑わっており、今年の釣運を祈るかのように、初日に向かってマリンギャングやカットバイブを投げ倒しておりました。
みなさん、今年も良い釣りが出来るといいですね!
さて、私は、といえば、実はフランスのビッグフィッシングイベントに招待されて渡仏。
いよいよ今年、アメリカとフランスで人気のLEVANTEに引き続き、DESTROYER(フレンチ仕様)がデビューすることになり、そのお披露目式展会場で記者会見も行われるので、インタビューにファクトリーでは正確に対応すべく、現地仕様の最終確定の煮詰めに追われておりました。
昨年冬に欧州でのフィールドテストで渡仏し現地開発チームと合流した本社開発チームからは、日本仕様とは異なるいくつか独自の要望があり、徹底的にファクトリーでは煮詰めることに。
デストロイヤーが戦うべき現地のターゲットはバスを筆頭に、バール(欧州産シーバス)、ザンダー、パイク、鯉科のフィネスゲームフィッシュなど欧州らしく多様なこともあり、それに対応できる唯一のロッドとして現行DESTROYERとX7は、昨年の日本デビューから現地への平行輸入品も含めて現地の一部ではプレミアム価格が相場を形成。しかし、正規フランスモデルの発表によって、いよいよALL NEW DESTROYERがフランス市場でも正式にデビューすることになります。
日本の村社会的構造から離れ、俯瞰で世界が見られる現状の活動には感謝していますが、こうして様々な国々で仕事をしてみますと、その多様性に釣りのポジティブな未来を感じます。元来、釣りは多様性に富む自然の世界を様々なアプローチで挑む遊び、ということもあって、釣り本来の定義と釣りの本質に向き合う充実感があるからです。
2月のキープキャスト(名古屋)でも、渡欧の成果を一部お披露目出来たら、と考えております。
今年2017年は、リアル丸30周年ということで、メガバスの次の30年に向けたビッグプロジェクトを推進しております。
本年も、皆さんと共に最高の釣りを楽しみたいと思っております!