入社式メガバス・グループCEO 伊東由樹あいさつ | Megabass-メガバス

入社式メガバス・グループCEO 伊東由樹あいさつ

(記載:本社 経営管理本部)

新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。
世界が大きな変革を迎える中で、出社時に通る道の傍らには、今年も桜が咲き誇っておりました。自然の営みは、たとえ私たちの生活様式が変わっても、何も変わらない、とても普遍的なものだなあ、とつくづく感じ入っておりました。

メガバス・グループは、今年で創業から、いよいよ35年を迎えようとしておりますが、今日見た桜と同じく、30数年前から今日に至るまで、変わらない普遍的な理念をもって、その歴史を刻んでまいりました。35年前の私は、本日、このように多くの方々を前に共に事業を進めていくことなどまったく想像しておらず、私自身を表現するため、フィッシングやアウトドア、エンジニアリングやデザインなどの創造活動を通じて自身の感性を放ち、世界や社会との繋がりを求めたのが、最初だったように思います。
こうして、人である以上、五感による喜怒哀楽の感情を抱き、そうした人々が織り成す表現そのものが、「メガバス」なものですから、ビジネスライクではなく、人間的な感性の仕事となります。
お客様の暮らしの中で、喜びやエモーションを共有し、時に癒しや安らぎを感じていただける、「LIFE」の一端が担えるよう、創業時から今日に至るまで、その道を切り拓くチャレンジをしてきたのが、メガバスの歴史です。

先駆者や開拓者は、多くの苦労や困難が伴うものです。これまでにも多くの人たちが困難から逃げる道を選択しましたが、みなさんもそうした時は挫折することもあるかもしれません。私達の仕事は深く、高度に研ぎ澄まされた感覚と厳しさを伴うものだからです。

一方では、創業からの普遍的な理念に共感し、困難に立ち向かい、感性を磨き高め、共に道を切り拓いてきた不屈のチャレンジャーが多くいます。今日ここに新入社員の皆様を歓迎する各事業部・責任者の方達が、志を持ったチャレンジャーやフロンティアの方々です。
私自身、志を同じくする実に多くの方々に支えられ、これからの時をみなさまと共に刻んで行くことが、いまも創業期と同じ想いでロッククライミングをする意義となっています。

低い山を登ることはだれでもできます。低い山の頂上に立った時には、きっと下界の景色を見下ろして、自分の頭を撫でる、自己満足に浸ることができるでしょう。でも、そこで終わりです。それ以上はありません。
高い山を登り続けることは大変な困難が伴いますが、それが出来た時、きっと心は、次の高い山の頂に向かっているはずです。それが、「CHALLENGE」です。
チャレンジャーだけが見る景色があり、自己満足など超えた、多くの人々の想いに共感ができ、共感をおぼえていただくことができます。
ミッションの納期や利益など、多くの企業様の仕事では大事かもしれませんが、私はあまりそう思いません。メガバスでは、チャレンジャーやフロンティアとして人間の力を磨き、だれもが秘める潜在能力が発掘され、お客様の想いに共感できる人格へと成長することが、私たちのメガバスで仕事をする意義であり、最も重要なことです。

今日、ここにお迎えした新たなスタッフのみなさんは、共に道を切り拓く開拓者として、或は、共に高い山頂を目指すロッククライミングのチャレンジャーとしてお迎えしており、メガバス・ファミリーの一員であり、大切な仲間です。共に高め合い、協力し合い、共に切磋琢磨して、可能性にチェレンジしていきましょう。よろしくお願いいたします。以上、入社歓迎のご挨拶とさせていただきます。